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Star Light Camping



 こんなページを作っているくせして、私はそれほど星に詳しいわけではなく、せいぜい白鳥座とか北斗七星などを見分けられるくらいです。
 たまに空を見上げて「わっ!凄い星空だ!」と感動する程度で、それほど長時間星空を見続ける事もありません。
 ほとんどの皆さんも、同じような感じではないのでしょうか。
 でも、星や星座の名前を覚えれば、星空を見上げる楽しみがもっと広がるような気がします。
 私もキャンプを始めたばかりの頃、直ぐに星座早見盤などを購入しましたが、その後ほとんど使ったことがありません。(^_^;
 今年は少し星の名前でも覚えようかな〜。



 

2008年星空キャンピングのおすすめ日

 

5月6(火) GW最後の日に流れ星でも見られたら

 今年のGWは後半に4連休があります。
 5日が新月なので星空キャンプに最適なGWですが、キャンプシーズンが始まったばかりとは言え、この4連休は人気のあるキャンプ場は何処も大混雑となるでしょうね。
 星空キャンプには混んでいるキャンプ場は似合わないので、何処か空いているところを探して出かけることになります。
 6日の午前3時頃にみずがめ座流星群がピークを迎えるので、GW最後の夜に夜更かししていると流れ星が見られるかもしれませんね。
 

6月7日(土) 新緑キャンプの夜は地球照の三日月が

 野山が淡い緑色に染まり、キャンプが本当に気持ちの良い季節となってきました。
 昼が長いので明るいうちにゆっくりと食事を済ますことができて、その後はゆったりと星空でも見上げながら時を過ごしましょう。
 西の空には月齢3の三日月が浮かんでいます。
 その月を良く見ると、影の部分が夜空の中で明るく見えているのに気がつくはずです。
 これは、地球に反射した太陽の光が月を照らす「地球照」を言われる現象です。
 暗い夜空に浮かぶ地球照の三日月。なかなか味わいのある光景です。
 

7月5日(土) 夕焼け・三日月・星空とまとめて楽しむ夏の始まり
 7月に入り、そろそろ寒さも気にしないでキャンプを楽しめる頃です。
 この時期、日の入りは午後7時頃なので、夕食を食べながら夕焼けを楽しめるかもしれませんね。
 そして残照の残る西の空に、今度は月齢2の細い細い三日月が地球照で満月のような表情を見せて沈んでいきます。
 暗くなった空を天の川が横切り、七夕も近いことだし、こと座のベガ(織姫)とわし座のアルタイル(彦星)でも探してみましょう。
 でも、北海道の七夕はまだ一ヶ月先ですけどね。(^_^;
 それに、織姫や彦星なんかまるで関係ないかのように、天の川の横でその存在感を示しているのが、-2.7等の木星です。
 夏の夜はやっぱり星空キャンプが楽しいですね。
 

7月19日(土)

月に向かってロケット花火
 この日から始まる海の日の3連休
 北海道では、海の日とは言ってもまだ海水浴にはちょっと早い季節です。
 私もまだ若者だった頃、毎年夏の海辺で宴会キャンパーも真っ青になるくらいのハチャメチャな海キャンを楽しんでいたものですが、その頃はまだ海の日なんて祝日は無かったです。(^_^;
 18日が満月なので、この日の空にはまだ真ん丸いお月様が浮かんでいます。
 心が解放される夏の海キャンですが、分別のある大人はその月をロケット花火で打ち落とそう何てバカなことを考えずに、落ち着いたキャンプを楽しみましょうね。

 
8月2日(土) 夏の夜空の流れ星キャンプ
 8月に入って北海道も夏本番。
 夜の冷え込みも気にならなくなり、何時までも星空を眺めていることができます。
 7月中旬から8月中旬にかけてみずがめ座流星群が出現し、8月上旬にはこれにややぎ座流星群も加わるので、夏の空では流れ星を見られる確率が高くなります。
 8月1日が新月なので、月明かりもなく流れ星観測には絶好の条件です。
 芝生の上に寝転がって、遠い星の世界に思いを馳せましょう

 
8月12日(火) 眠られないキャンプの夜には流星探しでも

 夏の流れ星と言えばペルセウス座流星群、 一年の中で最も活発な出現を見せてくれる流星群です。
 でも今年は、出現ピークと予想されている午後9時頃には上弦を過ぎたばかりの明るい月が空に浮かんでいるので、流れ星を見るにはあまり良い条件ではありません。
 その月も深夜0時を過ぎる頃には沈んでいくので、眠られないキャンプの夜はどうせなら流れ星でも探しながら明るくなるまで起きていましょう。
 毎年こんな事を書いておきながら、我が家はまだペルセウス座流星群をじっくりと観測したことは無いのですよね。(^_^;

 

9月14日(日) 中秋の名月お月見キャンプ
   敬老の日の3連休、翌15日が満月でこの日が中秋の名月です。
 実際の満月と中秋の名月がずれることは多いのですが、見た目の月はほとんど真ん丸なので気にすることもなく、3連休の真ん中となるこの日、じっくりとお月見を楽しむには最高の日と言えるでしょう。
 そろそろススキの穂も出ているでしょうから、キャンプ場の近くで採ってきてテーブルの上に飾るのも良いですね。
 たまにはアウトドアでも風雅な一時を楽しみましょう。
 
10月4日(土) 焚き火の明かりを遮って星空を見上げてみよう

 日が暮れるのも早くなり空気も澄んで星空が美しく見える季節です。
 月明かりの少ない週末は、10月ではこの日か25日。
 月末になると寒さも厳しくなるので、星空キャンプをゆっくりと楽しめるのはこの辺りまででしょう。
 この時期になると焚き火無しでは過ごせません。その焚き火で火照った頬を覚ますために、ちょっと火から離れて空を見上げると満天の星空に感動する。
 秋のキャンプでは良くあるシチュエーションですね。
 午後8時前には三日月も西の空に沈み、その後は素晴らしい星空が広がるはずです。
  

11月1日(土) 三日月と金星のランデブーでキャンプ納め

 この日から始まる文化の日の3連休。
 ほとんどのキャンプ場は既にクローズしていますが、探せばまだ開いているキャンプ場もあります。
 この頃には宵の明星金星が明るさを増して、西の空で一際目を惹くようになってきています。
 この日はその金星の直ぐ近くに細い三日月が並び、とても印象的な光景となるはずです。
 私は以前からこんな光景を見るのを楽しみにしていますが、天気が悪かったりしてなかなかその機会に恵まれません。
 今年こそはと密かに期待しているのですが・・・。
 

 

 

Star Light Camping おすすめキャンプ場

 
 最近のキャンプ場は必要以上の照明が設備され、おまけにキャンパーはコールマンのダブルマントルのランタンで、自分のテントサイトをこうこうと照らし出している。
 こんな状況では、星空を眺めたり、月明かりだけに照らされたフィールドを楽しむなんて余裕はどこにも生まれてこない。
 それでも、新月の夜、満月の夜には、夜空を楽しむことだけを目的にキャンプへ出かけてみよう。
 
 基本的に人里離れた静かなキャンプ場へ行けばOKなのですが、我が家が泊まったキャンプ場の中から、Star Light Camping におすすめのキャンプ場をいくつか紹介しておきます。
星に手のとどく丘キャンプ場 ニニウキャンプ場
まさに名前の通り、星を楽しむために場内に照明は設置しないという、オーナーのこだわりで作られたキャンプ場。
道内では他に例のない恵まれた環境で、たっぷりと星空を楽しむことができる。


2002年に改修され、立派なオートキャンプ場に変わってしまたが、その素晴らしい環境はそのままである。
星空も楽しめるが、満月の夜にここでキャンプをした時の幻想的な光景は今も目に焼き付いている。


賀老高原キャンプ場 然別湖北岸野営場
昔は人工の明かりが全くないという秘境のようなキャンプ場だったが、最近の整備でとうとう照明が設置されてしまった。
それでも、その照明を遮れば、息を呑むような星空が頭上に広がるだろう。
ここで見た星空が、これまでのキャンプの中では最高のものだった。
運が良ければ、然別湖の湖面に映し出さた満天の星空を足下に見ることができるかもしれない。
満月の夜のナイトカヌーもチャレンジしてみたい。


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