カヌークラブの9月例会は毎年恒例の歴舟川。 ただ、初日に予定していたヌビナイ川はこの水量ではちょっと厳しそうなので、ツアーリーダーのN島さんの判断によりこの日は歴舟川上流部を下ることとなった。 下る区間は坂下からキャンプ場まで。 参加者は24名22艇。 スタート前のミーティングでは、今回のツアーリーダーであるN島さんから注意事項等が言い渡される。 空模様はどんよりとした曇り空。 とは言え、これでは上流部独特のゴルジュの風景もあまり楽しむことができない。 それに、流れが速いので、流れの途中で止まってゆっくりと写真を撮っている余裕も無い。 |
ゴルジュ地形への入口 |
ゴルジュの中の瀬を下る | 岩場ではダイモンジソウが花盛り |
ゴルジュ出口が近付いたところに、何時も大きな波の立つ瀬があるので、そこで皆の写真を撮ることにした。 流れが速いのでIW田さんはどんどん流されていく。 IW田さんのレスキューは、ひとまずカヤックの人達に任せて、私は手前のエディに入る。 ところが、カナディアンのビンバさんが既に近くまで下ってきていた。 何時もなら岩を避けるために忙しいパドリングを要求されるゴルジュの瀬も、今日はほとんどの岩が水中に没しているので、カヌーの底を隠れ岩にぶつけながらも、ほぼ真っすぐに下ることができた。 |
ゴルジュ出口の瀬へ突入 | ゴルジュ出口の瀬を出たところ |
12時を過ぎていたので、ゴルジュを抜けたところの河原で昼食にする。 その後は特筆するような瀬も無いままにしばらく下っていくと、かなり波の大きな瀬が現れた。 波長の長い波だったので私達もチャレンジしてみたが、あっさりと流されてしまう。 その後も土壁の手前や相川橋の下流など、3カ所くらい瀬があって、そこを通過する度に水舟になってしまう。 そうして、中の川とヌビナイ川が合流する場所まで下ってきた。 |
颯爽と瀬を下るN島先輩 | タケさん、サーフィンにチャレンジするが |
その先では、何時もならば本流は昔の橋脚が残る右岸側を流れているのだが、今回初めて左岸に流れが変わっていた。 こうして、たっぷりの水の中でスリリングな川下りを楽しみ、歴舟川例会初日を終えたのである。 2014年9月13日 曇り |
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