カヌークラブの5月例会二日目は鵡川を下る。 ゴール地点に車を回しに行ったグループも戻ってきたので、一緒に上流の川原に移動することにした。 参加者は22名21艇と、顔ぶれは何人か入れ替わっているけれど昨日の沙流川と同じ人数となった。 |
川下りがスタート | ザラ瀬で遊ぶ |
高速道路の橋を通り過ぎると正面に崩れた崖が迫ってくる。 ニニウキャンプ場は6月7日(土)からオープンするらしい。 キャンプ場のある場所をぐるりと回って、再び高速道路の下を通過する。 川岸の所々に巨大な岩が目立つようになってきた。 正面に巨大な岩が見えてきたので、いよいよ核心部が始まるのかと身構えたが、その付近は流れも殆どなく、ゆっくりとその大岩を見物することができた。 |
ど迫力の巨岩、この岩の上から飛び込むこともできる |
Y田さんが先頭を行き、私達がその後に続く。 先の方にちょっとした瀬が見えてきて、山田さんが「下見した方が良いですかね〜」と聞いてきた。 ところが、その瀬がなかなか手ごわく、途中でカヌーをコントロールできずに岩に乗り上げてしまった。 誰が名付けたのかは知らないが、そこはバク転の瀬とも呼ばれていたらしい。 沈脱者も出たことで、そこから少し下ったところで昼の休憩をとる。 私が現在使っているパドルはカーボン製のシングルパドルで、marioさんが何処かの川で拾ったのを譲ってもらったものである。 |
休憩した川原から再スタート | 新緑の美しい鵡川 |
休憩後、いよいよ鵡川の核心部へと入っていく。
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いよいよこの辺りから鵡川の核心部となる |
今回は水が少ない分、流れにもパワーが無いので、倒木のストレーナーを除けば大した危険個所もなさそうだ。 途中で沈脱したメンバーがカヤックに乗り込むのを待っていたので、いつの間にか最後尾の方になっていた。 目の前の岩だけではなく、その先の先の岩まで見ながら、どのルートを下るかを頭の中に思い描く。 水の少ない時にこの区間を下ると、一か所だけカナディアンでは通過できない場所があった筈である。 岩だらけの流れはまだまだ続き、相変わらずの一列縦隊で下るしかない。 張り付き方が弱かったので、IW田さんとI山さんの捨て身のボディアタックで、何とか岩から引き剥がすことができた。 途中で誰かが沈したようだが、後ろにもまだ人がいるので構わずに下り続ける。 そこで全員が揃うの待つことにしたが、数艇がなかなか下ってこない。 天気は良いのだけれど、次第に向かい風が強くなってきた。 |
皆から声援を受けて下るガンちゃん | 水の流れは最高に美しい |
延々と岩だらけの瀬が続くが、心配していた場所にはついに遭遇せずに終わった。 流れが次第に緩やかになりゴールの福山大橋が見えてきた。 数名が先に下ったけれど沈している様子はない。つづいて我が家も下る。 |
かなり危なかった | 皆は平然と下ってくる |
ゴール地点からの車の回送がまた一苦労で、1時間近くかかってしまう。 2014年5月25日 晴れ |
戻 る |
下り終えた余韻にひたる |