北海道キャンプ場見聞録
奥手稲山(2011/12/19)
時間切れで引き返す |
岩見沢では記録的な大雪になっていると言うのに、札幌市の積雪は平年より少ないくらいだ。 家からも近いのでのんびりと行動していたら、月曜朝の通勤ラッシュに巻き込まれ、現地に到着した時には8時半を過ぎてしまっていた。 私達が今まで使っていたスノーシューは、起伏の少ない場所でのトレッキング用のタイプだった。 銭函川沿いの林道を川のせせらぎに耳を傾けながら歩いていく。 林道の上に水が流れている様な場所では、そこだけ雪が積もらずに地面が剥き出しになっている。 |
フロストフラワー(霜の花) |
ようやく陽が当たってきた。 スタートから2.6キロほど歩いたところで林道は銭函川から離れる。標高差にして、まだ200mしか登っていない。 トレースも無くなり、真っ白な雪の上には動物たちの足跡があるだけだ。 |
片側の切れ落ちた銭函天狗山 | 海には巨大な雪雲が |
その後も林道が分岐する度に地図を確認しながら進んでいく。 時計を見ると既に2時間以上経過していた。地図を見ると、まだ半分程度までしか来ていない。もうすぐ11時になろうとしている。このペースでは山頂に着くのは午後1時頃になってしまう。今日はスノーシューなので、下山にもそれなりの時間がかかってしまう。 それまで順調に登ってきた林道が急に下り坂となる。星置川の方から登ってくる林道と合流する辺りまで一気に40mは下ってしまう。 星置川から登ってくる林道に出てくると、札幌の市街地や手稲山の姿も見えるようになる。 |
手稲山は見えるんだけれど・・・ | 奥手稲山は全然見えてこない |
日本海から流れてきた雪雲が石狩平野を横切って岩見沢へと流れ込む |
そこから少し下った林道脇で昼食にする。 途中の登り返しも、スノーシューならば大して気にならない。 これが山スキーならばシールを貼らなければ登れないところである。 山の西側では風が結構強かったようだ。登ってきた時のトレースが消えかかっている。 車まで戻ってきた時には既に日も沈んでいた。 |
山の西側は風当たりも強そうだ | 下の方にはカラマツ林が多い |
ツルアジサイに絡まれたカラマツ | 最後の太陽がツルアジサイを照らす |
駐車場 | → | 428m分岐 | → | 星置川林道合流 | → | 670m付近 | ||
1:40 | 1:05 | 0:25 | ||||||
下り 2:15 | ||||||||
距離:7.0km 標高差:565m |