山スキーのシーズン始めは、近郊の登りなれた山でまずは足慣らし。塩谷丸山、手稲ネオパラに続いて、今回は春香山に登ることにする。
土曜日は一日中雪模様の天気が続いて、日曜日は天気が回復する予報になっていた。絶好のコンディションになりそうだと、ワクワクしながら家を出る。
登り口の、以前まで車を停められた場所はパイプ柵が付けられて利用できなくなっていたので、道路際ギリギリに車を寄せて駐車する。
山スキーの先客らしい車は見られないけれど、スノーモービルのグループが近くでエンジン音を響かせていた。
林道に先客が歩いた跡はなく、今日はラッセルしながら登ることになりそうだ。ただ、昨日の雪は思っていたほど積もっていなくて、それほど苦労することもないだろう。
と思っていたら、後ろからスノーモービル軍団がやって来て、排気ガスの臭いと一緒に圧雪した道を付けていってくれた。
キャタピラの跡を歩くのは楽しくないけれど、そんな事は気にしないで雪に覆われた周りの風景を楽しみながら歩くことにする。
期待していた青空はなかなか顔を見せてくれない。札幌は晴れの予報だったけれど、小樽の予報は曇りになっていた。
確かにここは小樽の行政界に入ってはいるけれど、札幌からも近くて札幌の予報を信じたのは甘かったようだ。
銭函川に架かる橋を渡って、小さな沢沿いの道へと入っていく。
所々に開いている沢の水面を覗き込むと、そこにできた美しい氷の造形物が目を楽しませてくれる。
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