北海道キャンプ場見聞録
礼文島緑ヶ丘公園キャンプ場
ロケーション | 環 境 | 荷物運搬 |
- 所在地
- 礼文町香深村香深井
- 料金
- 入村料:大人600円、小人300円
- 開設期間
- 5月1日~10月31日
- 問い合わせ先
- 現地管理棟:0163-85-7131
- 最終利用年月
- 2016年6月
- 関連ページ
- ・2002年日記 ・2016年日記
礼文島にはここと、もう一ヶ所、久種湖畔キャンプ場の2ヶ所しかキャンプ場がない。
久種湖の方はオートサイトも併設されており、一般的なキャンプ場であるが、こちらは完全なソロキャンパー向けのキャンプ場だ。
サイトは写真のように木製のテラス風になっている。ただ、ここでは長期滞在キャンパーが多いので、大体は先客で一杯になっていることが多い。
空きがないときは芝生の部分にテントを張ることになるが、それも入り口付近の僅かな場所しかない。とても、ゆったりとくつろいで周りの景色を眺めながらビールをグイッ、といったキャンプ場ではないのである。
ただ、礼文島までキャンプだけを目的にやってくるような人はまずいないと思うので、泊まることさえできれば十分である。
こぢんまりとしたキャンプ場なので、泊まり客もなんとなくアットホームな気持ちになってしまう。島に渡ってきた旅人同士で独得の連帯感が生まれるのか、なんの不自然さもなく、お互いに気楽に声を掛けあうことができるのだ。
バイクや自転車も含めて車両は進入禁止なので、荷物は管理棟前から運ぶことになる。リヤカーがあるけれど、入り口部分が坂になっているので、荷物を積み過ぎるとリヤカーに引きずられることになる。(経験談)
バスは1日5本、近くのコンビニまで3.5キロなので、徒歩のキャンパーは買い出しが辛い。
香深井の集落の中に酒屋らしき店はあったけれど(2016年の情報)、現在も営業しているかどうかは不明。
礼文島のトレッキングコースの中で、礼文林道コースはキャンプ場の横が入り口になっている。
礼文林道の途中から入る礼文滝への道は、礼文島の中でも一番花が美しいところなので、ここに泊まるのならば是非とも歩いてみたいところだ。
木製のテント床がずらりと並ぶ
入り口付近には芝生のテントサイトもある
ペグを打てないので設営には工夫が必要
炊事棟内部、私たちが利用した時は
蚊が酷かったのでここで暮らしていた
携帯充電用のコンセントもあった
左の建物が管理棟、キャンプ場はその奥
坂を下りた先がキャンプ場だ
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