北海道キャンプ場見聞録
ダウンザテッシ参加
音威子府村中島公園(7月13日~15日)
ダウンザテッシ2019参加のために音威子府村を目指す。
札幌を出てから霧雨が降り続いていたけれど新十津川辺りでようやく雨も上がった。
青々とした水田の風景が美しい。
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雨上がりの水田風景
雨雲レーダーを確認すると道北の方に雨雲がかかっている。
その雨雲は北に向かって移動しているので、私たちは雨雲を追いかけながら北上している感じである。
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ばにはつ分家
昼食は予め目星をつけてあった妹背牛町のラーメン屋「ばにはつ分家」に入る。
分家ということは本家もあるはず。
そう思って調べてみると、本家は旭川の永山にあった。
本家は人気のラーメン屋らしいので、期待が持てる。
私は塩、かみさんはしょう油ラーメンを注文。
あっさりとしたスープは私たち好みで、道北に向かう時に昼食を食べる店として、これからも利用する機会がありそうだ。
腹を満たして幌加内を目指す。
途中の蕎麦畑は花の時期を迎えていて、久しぶりに幌加内で蕎麦の花を見られそうだと嬉しくなる。
しかし、残念ながら幌加内の蕎麦は花の時期には少し早すぎたようだった。
それでも畑によっては花を咲かせるところもあり、そんな場所を探しながら写真を撮って回る。
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幌加内の蕎麦畑、花が咲き始めたばかりでまだ緑色が目立つ
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幌加内の蕎麦畑、花が満開になると殆ど真っ白に見える
その後は朱鞠内湖に寄り道しながら美深に向かう。
明日の川下りに備えて、事前にびふかアイランドカヌーポートにカヌーを下ろしていくのである。
その美深でとうとう雨雲に追い付いてしまった。
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朱鞠内湖ではまだ雨は降っていなかったけれど・・・
そんな天気でも、びふかアイランドのキャンプ場は三連休と言うこともありキャンパーで賑わっていた。
雨の中でカヌーを下ろして、今日の宿泊場所である音威子府へと向かう。
相変わらず雨が降っているけれど、南の空は明るくなってきている。
本当に、雨雲と一緒に車を走らせている感じだ。
音威子府での宿泊地は天塩川に隣接する中島公園。
ここを会場としてダウンザテッシの歓迎会が開催され、正式なキャンプ場ではないけれどダウンザテッシの宿泊地となっているのだ。
午後3時半過ぎに到着したけれど、まだ霧雨が降っていた。
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雨が止むのを待つことにする
駐車場の周りには既にかなりのテントが張られている。
何処にテントを張ろうかと途方に暮れていると、スタッフの方から奥の芝生広場に車を乗り入れても良いと嬉しい言葉をいただいた。
広い芝生広場だったけれど、場内が混んできた時のことを考えて、隅の方にテントを張ることにする。
雨雲が通り過ぎるまで30分ほど待って、雨が止んだところでテントを設営。
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テント設営完了
3連休の天気予報はあまりパッとしないものだったので、ソレアードをリビング代わりに使うことにして、その横にソロテントを2張り設営。
中島公園は市街地に隣接する公園だけれど、天塩川の堤防からしかアクセスできないので、なかなか落ち着ける場所である。
池の上に架かる人道橋を渡って国道の方に出られるのだけれど、その人道橋が壊れて通行禁止になっているのでちょっと不便である。
人道橋が渡れればコンビニも徒歩圏内なのだ。
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スキー場のゲレンデには「おといねっぷ」の文字が
そこから見えるスキー場のゲレンデには「おといねっぷ」と文字が描かれていた。
白い花でも植えてあるのだろうと思っていたら、翌日の歓迎会での村長挨拶によると、私たちを歓迎するために職員がペンキで描いたものらしい。
「歓迎」の部分は村長のリップサービスなのだろうけれど、如何にもローカルっぽくて好感が持てる。
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雲のとれた空には月が浮かんでいた
空を覆っていた雲も取れてきて、月が姿を現した。
次第にテントが増えてきたが、殆どは式典等が行われるステージ前の広場にテントを張っている。
そこでイベントを楽しもうとの考えなのだろう。
おかげで私たちの場所では静かな夜を過ごすことができた。
翌朝も相変わらずの曇り空。
この中島公園のトイレはとても小さく、大の方は男女それぞれ一箇所しかない。
宿泊者の数に比してそれはあまりにも少な過ぎ、昨日の夜には詰まりかけていたみたいだ。
それを思うと、そこで朝の用を足す気にはなれず、私もかみさんも車で数分の道の駅まで出かけることになる。
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曇り空の朝
ダウンザテッシの参加者が続々と集まってきて、広かった芝生広場も車で一杯になってくる。
隅の方にテントを張ったのは大正解だった。
午前9時、臨時バスに乗って川下りのスタート地点である美深アイランドカヌーポートへと向かった。
(ダウンザテッシ1日目の様子はこちら)
25キロの川下りを終え、午後4時過ぎヘロヘロになってキャンプ場へと戻ってきた。
そのまま大急ぎで近くの天塩川温泉に向かう。
何せ、参加者はスタッフを含めて250人くらい。近くで風呂に入れる場所も限られているので、混雑は必至なのだ。
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広いキャンプ場も車とテントで一杯に
まだ空いている温泉でゆっくりと汗を流して戻ってくると、既に歓迎セレモニーが始まっていた。
その後に配られる夕食はジンギスカン。
炭も用意されているのでその場で焼いて食べることも出来るけれど、かみさんはジンギスカンが駄目なので、テントに戻って別メニューの夕食を食べる。
その後の抽選会では相変わらずくじ運が悪く、半数以上の人が何かをゲットする中で二人とも何もあたらない。
それでも最後の数点の抽選でようやく私がレスキューロープをゲット、かみさんも景品を取りに来なかった人の再抽選でトートーバッグを手にいれたのである。
霧雨が降り始めたけれど、宴会はまだまだ続いている。
今日の川下りで疲れきった私達は、午後10時には就寝。
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一夜明けたメイン会場の様子
翌朝は、テントを撤収し午前7時にはゴール地点に車を移動させなければならないので、忙しい。
昨日は新たに仮設トイレが4棟設置されたけれど、それでもやっぱり数は足りないようで汚れも酷い。
今日も車に乗って道の駅のトイレに出かけた。
夜中にも雨が降ってテントは濡れたまま。
雑巾で水滴を拭き取っただけで撤収する。
私が車を回送している間、かみさんは1人で1時間以上待っていなければならないので、かみさんのテントだけ残しておくことにした。
小さなテントなので、そのままカヌーに乗せて下っても邪魔にはならないのだ。
今日のゴール地点である中川町に車を回し、臨時バスで音威子府へと戻ってくる。
そうして、ダウンザテッシ2日目の川下りへと出発したのである。