カヌークラブの8月例会初日は、尻別川の喜茂別から京極の間を下る。 スタート地点は、今回初めて利用する喜茂別町民公園野球場裏の河川敷。 私が道案内役となって車の回送を済ませる。 今日の例会には、川下りの経験は美々川を1回下っただけというIさんがゲスト参加していた。 公園の手漕ぎボートをカナディアンカヌーの形に作り変えたと表現すれば分かりやすい。 初心者がそれに乗って川を下れるような舟ではない。 |
ちょうど良い出艇場所だ | スタート前のウォーミングアップ |
一通りのレクチャーが済んだところでスタートとなる。 青空が広がり、それ程気温も上がらず、絶好の川下り日和である。 骨折箇所はボルトで固定する必要があるとの事で、次週の月曜日に手術する予定である。 骨が付くまでは2〜3ヶ月かかると言われていて、もしかしたらこの例会を逃すと今シーズンはカヌーに乗れないかもしれない。 その指の具合もほとんど気にならず、気持ち良く下っていく。 これは多分、N島さんのパドリング技術によるものだろう。 羊蹄山が正面に見えてきた。 |
この風景が一番の楽しみ |
「腹減った〜」との叫び声が後ろの方から聞こえてきた。 川原の石が少し汚れているのは、ここ暫く大増水していないからなのだろう。 休憩を終えて再び下り始める。 |
折れた指も気にならない | 落差のなくなってきた堰 |
そこの先にもちょっとした瀬がある。 そこを過ぎると目立つような瀬も無くなり、ゆったりとした流れが続くだけとなる。 |
青空に浮かぶ雲と瀬の輝き |
団子になって瀬を下ってきた | 川岸ではオオハンゴンソウが満開 |
瀬も無くなり、見るべきものも無いとなると、退屈し始める人が出てくるのが毎度のパターンである。 ただ、今回はMEで下っているので、ちょっとだけその気持ちも分かる気がする。 堰堤のポーテージで上陸したところで、退屈さに耐えられなくなった228君が一緒に来ていた奥さんに電話して車で迎えに来てもらう事になった。 |
この堰堤から3人が脱落 |
結局、そこで川下りをやめたのは3人だけ。 堰堤を越えた直ぐ先に、この区間で一番の瀬が待ち構えている。 そこから先は瀬と言えそうな流れは全く無くなる。 今日のキャンプ地は、上陸地点の直ぐ隣。 2015年8月22日 晴れ時々曇り |
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