「日曜日に尻別川上流部を下りませんか」との誘いがクラブの掲示板に書き込まれた。 川下り当日は素晴らしい青空が広がっていた。 kenjiさん達は、私のホームページを見て、この区間がカナディアン向けの川ではないと思っていたらしく、それが我が家が参加表明したので急遽参加することにしたとのこと。 ただ、ホームページでは「カナディアンカヌーで下る北海道の川」として紹介しているので、そこで紹介する全ての川は、基本的にカナディアンカヌーでも下れる川なのである。 スタート地点の境橋から出艇するためには、草が茂った藪の中をカヌーを降ろさなければならない。 下り始めて直ぐにオロウエンシリベツ川が合流する。 天気が良いと川の水の透明度が更に引き立つ。 |
こんな日に川を下っていると無上の喜びを感じる |
青い空と白い雲に赤いカヌーが映える | 透明な水に木々の緑が映り込む |
国道276号の上尻別橋を過ぎ、川が左へカーブすると、尻別岳の姿が見えてくる。 去年初めてここを下った時よりも、水量は15センチ程増えている。 所々で護岸工事も行われていたが、素晴らしい青空と澄んだ水が、そんな無粋な風景さえも隠してくれている気がする。 |
気持ち良く下れる瀬が続く | 白波がキラキラと輝く |
そんな澄んだ水が、国道230号の橋を過ぎたあたりから若干濁り始める。 この国道230号の橋からは、ここをスタート地点として何度か下ったことのある場所だ。 一か所だけ、本流のほとんどが倒木で塞がっていて、細い分流の方に入らなければならないところがあった。 喜茂別川合流部手前の川原に上陸して昼の休憩。 |
瀬が気持ち良い | 川に入ってクールダウン |
休憩を終えて再スタート。 ここからは先は、尻別岳に代わって羊蹄山の姿が美しく見える区間なのだが、羊蹄山の山頂付近は下り始める前から雲に隠れたままである。 上陸予定地点は堰堤の手前。 小さなカヤックで下っているmarioさんは、小さな波にも入れるので、暇さえあれば上流を向いてウハウハと喜んでいる。 去年は蛇籠の針金が出ていたりしてポーテージした石の堰堤も、今年は下見もしないままに通過した。 |
常に一人だけ上流を向いているmarioさん | 石の堰堤はそのまま通過 |
一応サーフィンしている? |
そんなmarioさんも、途中から「腕が吊りそうだ」と悲鳴を上げていた。 再び青空が見え始めて、川の上にも太陽の陽射しが届いてきた。 そうして、堰堤の手前で上陸。 2013年9月8日 晴れ時々曇り |
再び青空が見えてきた | 堰堤の手前で上陸 |
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