4連休の期間中、天気予報はずーっと雨マークばかり。 川下り当日は薄日も射すくらいのまずまずの天気になってくれた。 そのふくろう湖の湖面が、所々でまだ結氷しているのには驚かされた 今回の当別川は、川下りよりも山菜採りをメインにして企画されたものである。 集まったメンバーは我が家を含めて8名。 我が家はが当別川を下るのは、6年前にクラブの例会で一度下って以来になる。 開運橋に車を2台回してから、皆でスタート地点に向かう。 それにしても雪が多く、5年前の4月に雨竜川の朱鞠内付近を下った時のことを思い出した。 到着が遅れているI田さんを皆で待っていたが、しびれを切らして先に下り始めることにした。 川は増水して流れも速く、雪の少ない場所から強引に出艇したが、直ぐ下流の倒木に引っ掛かって冷やりとさせられる。 流れは速いけれど、特に危険な場所もなく、川岸に注意を払いながら順調に下っていく。 土壁が露出しているところでは更に目を皿にして川岸に注意を払うが、山菜どころか他の植物が育っている姿さえ見当たらない。 |
これだけ雪が多いと山菜は厳しそうだ | 一生懸命ネギを探すが・・・ |
しばらく下っていくと、先行していたI山さん達が岸に上陸していた。 そこを直接登るのは無理そうなので、I山さんが別ルートからその斜面の上に出ることができないか探しに行った。 土が露出している場所までは雪の急斜面を登ることになるが、そこはアイゼンが無くても何とかなった。ただ、柔らかいパドリングシューズなものだから、つま先を雪面に蹴り込むことができずに苦労する。 ようやく斜面を登りきった先には、全層雪崩の大きなデブリがゴロゴロと転がっていた。 デブリの先には土の急斜面が立ちはだかる。 ようやくネギの生えている場所まで、たどり着いた。 所々に葉先が千切れたものが混ざっている。周りには鹿の足跡もあるので、それは多分鹿が食べた跡だと思われる。 |
急斜面に生えるネギを収穫するのは大変 | レスキュー用のロープが思わぬところで役立つ |
ネギ斜面からは良い眺めを楽しめた |
下まで降りてきて、そのまま昼食休憩。 その後も川を下りながら他のメンバーは必死になって周辺の探査を続けている。 崖下のエディに入って一休みしている時、目の前の岩の中に奇妙な石が露出していた。 かみさんに、「もしかしたらこれって恐竜の骨じゃないの?」と言ってみたが、「何寝ぼけたこと言ってるの!」って感じで全然取り合ってくれない。 当別川を下る時には、途中にある壊れた吊り橋が障害になる。吊り橋のワイヤーが川を横断するようにぶら下がっているのだ。 その先で倒木が川を塞いでいるところが一か所。 所々に道道から川を見渡せる場所がある。 途中でまたI山さん達がネギを発見したようだ。不安定な場所から強引に上陸して、急な崖をよじ登り始める。 そうして開運橋手前の左岸に上陸。 午後から雨の予報が出ていた割には比較的天気にも恵まれ、ネギも収穫できて、楽しい休日を過ごすことができた。 |
ちょっと波の高い瀬もあった | 最後にネギ組が到着 |
2013年5月5日 曇り時々晴れ一時雨 |
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